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国鉄のうたごえ祭典inおおさか

  日程 2022年9月25日(日)
  時間 午前9時45分〜午後4時30分

  場所 高槻現代劇場中ホール

 国鉄のうたごえ祭典が今年は大阪で開催された。大阪のうたごえ協議会として祭典を支えるために準備をし、関西合唱団は25日に3曲を他の大阪の合唱団と一緒に歌うことで祭典を無事に支えることが出来ました。
 祭典自体は前日の24日(土)に同じ場所で合唱・創作発表会が行われ、地元の国鉄大阪合唱団・号笛をはじめ18の団体個人の発表がありました。2日目の今日は大音楽会です。関西合唱団は第1部の<小林康浩作品を歌う《大阪のうたごえ》>のステージで小林編曲の「その手の中に」、小林作詞作曲の「小さな町から」、小林編曲の「こころひとつに」を歌います。
 さて、そんな大音楽会に参加した関西合唱団のリハーサルと大音楽会の一部の様子を少しだけ紹介します。

 
高槻現代劇場の中ホール入り口です。ホールそのものは地下2階にあり、中ホールとしては大変舞台が大きいです。   入口には<65th 国鉄のうたごえ祭典inおおさか>の看板が出迎えます。関西合唱団はリハーサルのために9:45に地下2階に集合です。
 
舞台袖で集合して列を作り入る練習から行います。そして9:55から舞台上で並び、リハーサルをします。曲目は「その手の中に」と「小さな町から」です。関西合唱団とコーラス3びきのくまによる合同演奏です。   指揮は山本恵造さん、ピアノは石田瑞枝さんです。指揮者からは2曲目の前奏の間に前に出て広がり、前を見て歌うように指示があります。
 
あまり舞台リハーサルの時間は取れませんが、曲の頭の歌詞を伝えること、ピッチをあげることなど注意がありました。この2曲はあとで場所を変えて練習があります。   続いて10:15から男性が部隊上手側に集まり、北部センター合唱団などの大阪のうたごえが舞台に集まり、「こころひとつに」の20分間のリハーサルをします。ここは時間があったので、この曲の背景である大阪市の思想調査問題について当事者の方からコメントを言ってもらい、それこそ心一つに練習をしました。この曲はこれで後は本番です。
 
少し休憩した後、11:40〜12:30まで第2リハーサル室で関西合唱団とコーラス3びきのくまによる2曲の練習です。直前までこの場所で関西合唱団青年部P&Aも入った全国の青年有志による「Happiness」の練習があり、若々しい声が聞こえてきました。
しかし、部屋が狭いことで指揮者が男性を部屋から追い出し?女性だけの練習をしました。
  たっぷりと女性だけの練習をしたので、女性を出して男性だけの練習かなと思ったら、女性に後ろに下がって座ってもらい、男性だけの練習をしました。コーラスコーラス3びきのくまの男性陣は大変声が綺麗で揃っています。実は元団員が何人もいて指導しているのは関西合唱団の団長なのです。
 
冷やが狭いので男声練習で終わりと思っていたら、やはり全員練習を強行してきました。   場所が狭いので今度は指揮者が外に出ました。
たっぷり時間いっぱいに練習をして昼食休憩となります。
 
大音楽会は13:00開場で13:30開演。私たちは昼食を取り、着替えて13:50に舞台袖の廊下です。一応鑑賞券を購入した団員も多いのですが、開幕を鑑賞する時間はありませんでした。   この廊下で並びを作り、舞台袖に入っていきます。会場には沢山のお客さんで埋まっています。

演奏が終わり、着替えて鑑賞券を持っている団員は会場に入ります。
何とか空き座席を探して滑り込みます。
 
第1部の最後は小林康浩作品を歌う《国鉄のうたごえ合同》のステージ。
そしてゲストの松野迅さんのヴァイオリン演奏。歌うように奏でる繊細なヴァイオリンとトークにうっといりして休憩に入ります。
第2部は合唱構成〜しあわせになるために〜
国鉄の合同演奏とナレーションですすめていきます。指揮は高田龍治さん。
  恒例のナッパ服の男性陣に挟まれていた女性陣が前に出て女声合唱「二人の息子たちへ」。 
 
何人かの女声がソリで歌います。この中には関西合唱団の団員もいます。   続いて男性陣だけの演奏です。男性陣の声が揃っていて若くて張りがあってとても聴いていて気持ちが良いです。
 
大阪の仲間が前に出て歌っています。
この後で女性陣も戻ります。
  最後は第2部のテーマである「しあわせになるために」で締めました。
 
今日の大音楽会の流ちょうな司会は元議員のSさんでした。第2部のはじめには持ちネタの“バナナのたたき売り”を今の政治の問題とからめて披露されました。会場は大受けで盛り上がりました。   来年の日本のうたごえ祭典は久々に北海道で開催されます。ということは前回と同様に夏の開催。来年の国鉄のうたごえ祭典は取りやめてこの北海道の祭典に協力をするとのことでした。
   
アンコールは国鉄のうたごえの定番「俺たちのシルクロード」でした。