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日本のうたごえ全国交流会in愛知旅行記

  日程 2022年12月2日(金)〜12月4日(日)
  場所 日本特殊陶業市民会館 他
 

 <日本のうたごえ全国交流会in愛知>が12月2日から4日にかけて主に金山駅近くの日本特殊陶業市民会館で行われました。関西合唱団は2日にフォレストホールで行われる合唱発表会一般の部Bに出演し、小編成の部は尾張旭市文化会館大ホールにて<あ・アカンターレ>が出演しました。3日はビレッジホールで合唱発表会一般Aに<青年部 Peace & Amuse>が出演しました。4日はフォレストホールで特別音楽会。関西合唱団は音楽会の最後を飾る合唱合同Aに出演しました。さて、この名古屋旅行の様子を少し紹介します。

12月2日(金)
 
仕事のある団員も休みを取って新幹線や近鉄を使って名古屋駅で降り、地下鉄を使って栄駅に向かいました。行き先はナディアパークです。ここの9階にある青少年文化センターリハーサル室に10時20分に集まります。しかし、多くの団員は早く集まり、ソプラノ1のMさんの元、体操を始めていました。15分にはテノール1のSが発声をし、30分にはソプラノ2のTさんの指揮、門万沙子さんのピアノで練習が始まりました。   11時手前に練習を終え、我々が出て行くとき、次にこの会場で発声をする河南混声合唱団の皆さんが入ってこられました。そして最後は三多摩青年合唱団が利用するそうです。我々は地下鉄矢場町駅に向かい、3駅先の金山駅で降りて地下通路で合唱発表会一般の部Bが行われる日本陶業市民会館フォレストホールに開演前に間に合いました。
 
日本特殊陶業市民会館に着きました。右側の2階にフォレストホール、左側の1階にビレッジホールがあります。   しかし、すぐにリハーサル、本番と続くので、はじめの名古屋青年合唱団の演奏しか聴くことが出来ません。地下の着替え場所にたくさんの荷物を抱えながら降りていくのでした。
 
リハーサルは会館の隣の名古屋市音楽プラザの2階、女性はピンクのドレス姿で寒い中、道路を横切らざるを得ませんでした。   リハーサル前の廊下で待機中に意思統一を図ります。
 
指揮者の山本恵造さんやピアノの門万沙子さん、団員からも3名が指名されて今日の演奏への思いを語っていました。   そしてリハーサルは11時59分から15分間。時間を無駄にせず、すぐに体型をそろえて練習に入ります。
 
曲はさだまさしがアフガンで医療や水路作りに邁進されて凶弾に倒れた中村哲さんに捧げた曲です。団員が歌いたいと採譜をして金井信さんに送り、編曲をお願いした「ひと粒の麦〜Moment〜」です。2月の第85回定期演奏会で初演しました。指揮は山本恵造さん、ピアノは門万沙子さんです。2回は充分に通す時間がありました。   続いて舞台裏で待機中。体を動かして体の硬さを取り除きます。
充分ほぐれている団員もいるようです。
 
さて、演奏はどうだったのでしょうか。残念ながら演奏中の写真はありません。
結果としては一般の部の銀賞でした。 

演奏の後は、じっくり他の合唱団の演奏を聴きに行きます。団員によっては他に所属しているサークルの発表や小編成の発表会に参加する人もいました。
気になったのはマスクです。感染対策のために不織布マスク着用との条件が付いていたのですが、合唱用布マスクの団体がありました。明らかに発語がよく聞こえるマスクで、我が団も定期演奏会では使用しました。
  関西合唱団から要員としてでてくれたのはソプラノ1のMさんです。舞台下手横で待機しています。一般の部Bの最後の司会を担当していました。ご苦労様でした。

これで今日の関西合唱団としての行動は終了。多くの団員は重い荷物を持って各自宿泊施設に向かいます。しかし、旅行支援のため、ホテルのフロントは大忙しで、なかなかチェックインが出来ません。旅行支援は良いのですが、手続きが面倒なのが大きな問題でした。
12月3日(土)     
 
ビレッジホールです。ここで今日は夕方まで合唱発表会一般の部A、その後は小音楽会<バックトゥザ・フーちゃんU>が行われます。
今日は関西合唱団としては何も予定がありません。青年部 Peace & Amuse はフォレストホールで行われた合唱発表会一般の部Aに出演します。そのためか多くの団員は一般の部Aを聴きに来ていました。開始は10時からです。
  ビレッジホールの受付では青年部のソプラノのIさんが検温を担当していました。要員ご苦労様です!
青年部はお昼休みにビレッジホール入口前に集合。円陣を組んでアルト1のIさんが体操をし、簡単な発声(といっても声は出しません)をテノール1のSが行いました。ピアノの石田瑞枝さんも集合していました。
 
その後、リハーサルのため、フォレストホール下のリハーサル室前に集まり、意思統一。ピアノの石田瑞枝さんに加え、指揮者の山本恵造さんも参加しました。いろいろと要員で忙しく動いていました。   リハ室には靴を脱いで入り、すぐにリハーサル開始と思いきや、指揮者が楽譜を間違えて青年部から楽譜を借りて時間のロス。しかし、リハーサルは順調に進み、2回通して終了。舞台袖に移動します。
曲は「その手の中に」と「民衆のうたが聞こえるか」。2曲目は青年部らしく後半で振りもつけて歌います。
 
舞台袖で体を動かして緊張をほぐし、体系を作ります。さあ、本番です。残念ながら本番の写真はありません。結果はどうだったでしょうか。   これも演奏中の写真はありません。
歌い終わって記念撮影です。マスクを外して笑顔。
聞いていた団員が駆け寄り、良い演奏だった、感動した、涙が出たとの声も。良い結果を期待してしまいます。

結果は一般の部Aの銀賞でした。

その後、青年部の人も着替えをして観客席へ。指揮者は合唱発表会女性の部に出演するレガーテの指揮のために、尾張旭市文化会館大ホールへ。
 
終了後は多くの団員が同じ会場で行われる小音楽会<バックトゥザ・フーちゃんU>の開演を待ちます。また、日本のうたごえ合唱団に参加している団員も多く、名鉄金山駅から1駅先の神宮前駅で下車。徒歩10分くらい先の名古屋市教育センターで行われる練習会に参加します。午後6時半から2時間、発声練習はソリストの太田真紀さん、指揮は守屋博之さん、ピアノは門万沙子さんです。   曲は「始まりの音」、「ベリョースカ(白樺)」、「Swingin' With the Saints」。冬と夏の2回の練習しか出来ないので多くの人がしっかり予習をしてきています。
午後8時半に終了して解散です。
12月4日(日)     
 
全国交流会の最終日。団員は10時頃には重い荷物を持って各自泊まっているホテルを出て、全国合同Aの練習会場である名古屋市教育センターへ向かいます。日本のうたごえ合唱団に入っている団員はフォレストホールの舞台裏に集合し、列を作って舞台に出て、午前11時5分より始まる舞台リハーサルに参加します。   日本のうたごえ合唱団の最初の歌は2人のソロで始まる「始まりの音」です。指揮は守屋博之さん、ピアノは門万沙子さんです。練習は15分間で、「ベリョースカ(白樺)」まで練習できましたが、3曲目はリハーサル室で練習と言うことになりました。11時20分に終了し、上手にはけます。 
 
続いて12時55分より30分間の合唱合同Aの舞台リハーサルがあります。20分前には舞台裏に集合。床には舞台と同じ間隔でひな壇がテープで示してあり、何段目の上手から何番目か分かれば立ち位置が決まるようになっていました。   上手側の各段の先頭の人が段のプラカードを持って2列ごとに引率していきます。そして下手側に隊列を作って待機します。
 
上の段から2列ずつ入っていき、並びが完了します。コロナ禍でなかなか出来なかった久しぶりの大人数の合唱隊になりました。    全国合同Aはまず「芦別の雪の中を」を和賀達郎さんの指揮、尾関記久子さんのピアノで歌いました。
 
続いて交響曲「五月の歌」より2曲、「木」と「共に生きる町」を鳴海卓さんの指揮、守光明子さんのピアノで歌いました。    そして演奏会のフィナーレの練習です。来年8月に行われる日本のうたごえ祭典の宣伝に北海道の仲間が前に出て訴えをします。そして「星となれ!ボクらのうたよ」を会場と歌い交わします。指揮は和賀達郎さん、ピアノは小関記久子さんです。
これで解散。 
 
日本のうたごえ合唱団は午後1時40分より30分間、フォレストホール地下のリハーサル室で練習しました。   発声はヴォイストレーナーの太田真紀さんです。声を下から押して出さず、鼻にかけて上から出すように注意がありました。
 
指揮は守屋博之さん、ピアノは門万沙子さんです。    この合唱発表会の演奏で関西合唱団としての行動は終了しました。午前中に終了したので午後からは多くの団員は合唱発表会を聴いて、広島をあとにするのでした。
金賞の第3位となりました。
本当に広島の皆さん、ご苦労様でした! 
   
舞台裏に貼ってあるひな壇の場所を示すテープとプラカード。舞台リハーサルからお世話になりました。各自指定の場所に集合です。日本のうたごえ合唱団は特別音楽会の前半に出演です。午後2時45分には集合します。   隊列を整えて指示を受けます。舞台では名古屋市立志賀中学校合唱部の皆さんが素晴らしいすんだ歌声を響かせて歌っています。
私たちは大人の魅力ではたしてどこまで迫れるのでしょうか?本番は午後3時2分から。曲は「始まりの音」、「ベリョースカ(白樺)」、「Swingin' With the Saints」。指揮は守屋博之さん、ピアノは門万沙子さんです。
当然ですが本番の写真は撮れません。
   
続いて特別音楽会後半、午後4時20分頃に舞台裏に合唱合同Aの集合です。 舞台裏で決められた位置に並び、指示を聞きます。そして舞台下手袖に2列ずつ移動していきます。   各列上手端の人がプラカードを持って移動します。 
 
舞台下手袖で出演を待ちます。合同曲は「芦別の雪の中を」を和賀達郎さんの指揮、尾関記久子さんのピアノで歌い、「木」「共に生きる町」を鳴海卓さんの指揮、守光明子さんのピアノで歌いました。フィナーレに「星となれ!ボクらのうたよ」を会場と歌い交わします。指揮は和賀達郎さん、ピアノは小関記久子さんでした。これで終演。
愛知の皆様、祭典の企画・運営、ご苦労様でした。 
  着替えをしてホール前に出ると素敵なイルミネーションが迎えてくれました。3日間うたごえ三昧の日々でした。

来年は8月北海道で祭典があります。
その成功に向けて頑張りましょう!!!

あれ、そういえば何も観光をしていない日々でした.。