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カトリック生野教会 平和旬間行事 公演

  日程 2024年8月11日(日)
  時間 午前10時〜12時
  場所 カトリック生野教会 

カトリック生野教会からの演奏依頼

 来る8月11日のカトリック生野教会での演奏は、4月頃に同教会社会活動委員会のYさんから依頼があったものです。「クウネルワラウ死ぬまで生きる」のともに歌う団員募集チラシをシナピスから受け取り、ぜひ演奏を聞きたいということでした。「夢の手前で」の聞き取りに協力してもらったスリランカ女性Aさんにいつも手作りのケーキを持ってきてもらっているそうです。毎年8月の「平和旬間」に行うイベントでコンサートをしてほしいというお話でした。
 朝10時から聖堂にて平和祈願ミサを行い、その後に関西合唱団のコンサートを行いますので、ミサに参加した人に聞いてもらうことになります。ミサには主に日本人と韓国人が多いとのことです。この日は、スリランカ女性Aさんも初めて「夢の手前で」を聞きに来られるそうです。
 コンサートの最後に、会場の人たちと一緒に2曲歌うことにしています。まず「ふるさと」と「アリラン」。日本人と韓国人ならほとんど誰もが知っている二つの曲を同時に合わせて歌おうというものです。2008年の日本のうたごえ祭典で岩本達明さんがパートナーソングとして行われました。教会の方も「お互いの違いを認め合いともに生きていくという私たちの教会の趣旨にピッタリです」と話されていました。そして最後に讃美歌「平和の祈り」を聖歌隊と一緒に歌います。この曲ぱ聖フランシスコの平和の祈り”として有名なことぱをべースにして作られたもので、マザーテレサやヨハネ・パウロ2世が公共の場でよく口にしていました。
【団内機関紙「くれっせんど」8月1日号 団長 山本則幸】より

 朝10時に生野教会に集合し、ホールとは別棟の建物で1時間練習をしてからホールでの演奏となります。10月5日・6日の第87回定期演奏会で初演を予定している委嘱作品「クウネルワラウ死ぬまで生きる」全6曲の内、今回は4曲を歌うことになりました。まだ完全暗譜とは言えないので楽譜を持って歌う人も多いです。ミサに来られている方に果たしてどう届くのでしょうか。
 その一部を紹介します。

 
午前10時に団員は生野教会に集合しました。当初はホールの1階で練習すると言うことになっていましたが、ミサをしているホールに音が響くと言うことで同じ敷地内に建っている別棟の2回で練習することになりました。
実はこの生野教会はコロナ禍前までは何回も公演に行っていた新大阪病院の真裏にあったのです。こんな偶然にもビックリ。
  練習も本番も持ち込んだキーボードで行います。ホールにはオルガンがあるのですが、それではテンポを刻めないためです。演奏曲は45分と長く、定期演奏会のために練習している「今この時代に」、「アメイジング・グレイス」、そして組曲<クウネルワラウ死ぬまで生きる>より4曲、2章「メバランド」、3章「夢の手前で」、4章「帰り道」、6章「エピローグ」を練習します。特に「エピローグ」の練習に時間を割きました。
 
今日のピアノは石田瑞枝さんです。また、教会の皆さんと一緒に歌う「ふるさと〜アリラン」重唱と賛美歌「平和の祈り」を練習します。   指揮は山本恵造さんです。時間があるので指揮者から団員に練習のリクエスト。団員からは練習量の少なかった「エピローグ」との声が複数上がり、その練習をしました。
 
生野教会の聖歌隊の10名の皆さんが入られて「ふるさと〜アリラン」重唱と賛美歌「平和の祈り」の合同練習をして練習を終えました。聖歌隊の皆さんは大変声が通り、立派でした。。   ホールに向かい階段を電子ピアノを持って上がります。
 
まずは団員の並びを決めます。ちょうど祭壇が床から少し高くなっているので、それをひな壇にして並びます。   11時演奏開始です。司会のソプラノ1のKさんによる関西合唱団の紹介と、1曲目「今この時代に」の説明の後、演奏になりました。ホールは天井が高く大変よく響くため、みんなの声がよく聞こえ、それに合わせてとっても歌いやすかったです。会場の皆さんはしっかり聞いてくださり、大きな拍手を頂き、とっても勇気をもらいました。
 
「アメイジング・グレイス」の演奏。これも温かい拍手で迎えられました。
ちなみにこれ以降の写真の多くは関西合唱団の元団員で、時々この教会のミサにも参加されているバスのOさんから頂きました。ありがとうございました。
  続いてソプラノ1のKの司会で組曲「クウネルワラウ死ぬまで生きる」の制作桂花や4曲の紹介の後、2章「メバランド」、3章「夢の手前で」、4章「帰り道」、6章「エピローグ」を演奏します。4章の語りはソプラノ2のYさんです。
まだ覚えきっていない人がいるため楽譜を持って歌っている人が多いです。
 
続いて聖歌隊の皆さんと一緒に歌います。聖歌隊の皆さんには一番前に立ってもらいました。1曲目は賛美歌「平和の祈り」です。   続いて会場の皆さんと一緒に「ふるさと〜アリラン」。指揮者の説明で、まずは「ふるさと」と「アリラン」を順番に歌った後で重唱にチャレンジします。会場からも大きな声が響き、大きな拍手をもらいました。
これで公演は終了となりました。
 
簡単な反省会をするために最初に練習した会場に向かおうとしたところ、教会の方からホール下の会議室に冷えたお茶とお菓子が用意されているのでと誘導され、ミサに参加されていた方と一緒にお茶の時間となりました。
教会からは丁寧のねぎらいの言葉をもらい、最長老?の男性の方の「長崎の鐘」の独唱、途中から会場の皆さんも唱和されました。 
  最後に関西合唱団の団長の山本則幸さんから今回の公演に至る経緯の説明と、今日のお礼の言葉で締めくくりました。

カトリック生野教会 平和旬間行事 公演の感想 団内機関紙「くれっせんど」(8月22日号)より 

 あれはもう4月に入っていたでしょうか?アルト2のSさんのPCを借りて班会レジメを作っていた時に1本の電話が。わたしl人だったのでとったところ、カトリック生野教会平和旬間イベントのお話でした。その後担当者の方と団長とのやりとりあ、この日の演奏会が実現したのだと。
 当日はともこ歌う団員、青年部含め総勢30名ほどだったでしょうか。クウネルワラウ組曲4曲その中でも、エピローグは自分の中であとまわしになっていました。でも、教会の平和イペントでうたえるという絶好の機会をいただいたし、前日には青年部との合同練習もあり、暗譜で臨みたいと気合いを入れて参加。
 木曜練習の指揮者の叱咤激励も功を奏し、当日は参加したみなさんとても集中されてた印象が。
 「今この時代に」と「アメイジング・グレイス」を組曲の前後に持ってきた選曲も良かった、との感想も聴きました。教会で信者さんとアリラン・ふるさとのコラボ?演奏も忘れ難い思い出になりました。
 「5日、聴きに行きます。」との声かけとともに見送って下さった生野教会のみなさん、ホントにありがとうございました。
【ポマB班 アルト1 Hさん】
                     
 カトリック生野教会で組曲クウネルワラウを歌うと聞いて、1人でも多くの人に届けたいと思って参加しました。
 教会に集まっていたのは子供から老人、韓国人や日本人など様々でした。歌を聴いてリズムをとったり笑顔になったりされてました。最後に「ふるさと」と「アリラン」を1つにした曲を会場のみなさんと歌った時には、涙を流す人もいて、音楽で何かが通じ合ったんだなと感じました。
 組曲を通じて新たに出会えた事に、喜びを感じました。
【青年部 アルト Tさん】

 11日(日)生野カトリック教会へ行きました。教会はよく園児を連れて行くので、生野はどんな教会だろうと楽しみでした。光が綺麗に射し込み、ステンドグラスが美しい温かな雰囲気の教会でとても嬉しくなりました。
 覚えたての歌なので間違いはいっぱいありました。一曲毎に拍手を送って下さる信者の方達。「夢の手前」はしっかり語れば伝わりやすいのでは、と思い、丁寧に歌いました。「アリラン」と「ふるさと」の二重唱は一体となり一気に親密になれた気がして心に染みました。泣いてらっしゃる方もいて、教会を出るときはすれ違う方が口々に「ありがとう」「ありがとう」「また逢いましょう」と声を掛けて下さいました。ここの信者さんは歌を求めているような・・・受け入れられてる感を強く感じました。
【南班 ソプラノ2 Kさん】
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 8月11日、生野カトリック教会の演奏に参加しました。3月の新感覚ストアでの「天☆才スリッパ」は雨の中の演奏でしたが、作品展に参加している人たちは笑顔で演奏を聴いてくれていました。CD音源で「夢の手前で」をシナピスカフェで歌った時は、まだ練習不足でしたが、涙を流して聞いていただき、歌っている私も涙をこらえるのに必死でした。どちらも聞いている人たちの顔を近くで見ることができ、歌いながら感動を覚えていました。今回は練習も積み重ねていましたが、直前の木曜日の練習では聴いていただく演奏には程遠い結果で、不安な思いをもって当日を迎えました。しかし当日の練習はみんなの顔が違っていて、演奏への意気込みがヒシヒシ伝わってきていました。そして演奏会場へ。明るく素敵な雰囲気の教会堂にはミサを終えた人たちが座っていました。とても近いところに聞いてくれる人たちの顔があり、期待に添える演奏ができるのか不安がありましたが、1曲歌うごとに拍手をいただき、演奏するごとに温かく受け入れてもらえていることが伝わってきて、幸せな気持ちで演奏することができました。思いを伝える演奏に一歩近づけたのではと感じた貴重な時間でした。
 この感動を定期演奏会でも持てるように歌いこんでいきたいです。
【南班 ソプラノ1 Yさん】